山岳事故とその対応 静岡市清水区役所ふれあいホール 2020.10.25(日)晴れ
多方面に山岳事故の救助活動に出動しておられる川嶋事務局長に現場からの経験談を聞くことが出来ました。 コロナ対策を取っての講習会でしたが67名の参加者が有りました。
事故が発生してしまったあと、事故原因には山行計画時から様々な素因が思い出されることがしばしばあります。生還か死亡かの違いは心に残りました。事故統計からは山岳事故原因は多くの項目に分類されひとくくりにはできないことが分かります。一人一人が危機管理をして山を愛しましょう。
多発するクライミング事故を無くそう 2020.10.24(土)晴れ風強い
全国連盟の川嶋事務局長を講師に迎えて清水駅東口クライミング場に32名の参加者で行われました。
クライミングギヤや装備の話から入り、墜落停止方法と墜落係数の話、懸垂下降の注意点や登り返しなど実技講習し参加者はグループで練習した。事故防止には技術の習得と訓練が大切である。
梅ヶ島三河内から奥大光山、大光山に4名で行って来ました 2020/2/23(日)晴天なれど寒風強い
安倍の大滝から奥大光山へのルート上の1552m標高点付近の食害です、直径30cm以上の幹はグルグル剥がされていました、静岡市のhpにも投稿しました。
高山(牛が峰)2019.10.6(日)晴れのち曇り
予報によると昨日よりも暑さは柔らぐようだが朝から熱い。恒例によって藤巻君を送迎する。藤巻宅で二、三の疑問点を聞き今日一日預かる、父母の見送りで出発した。
藁科学習センターに参加者全員集合してスタートした。水見色集落から高山市民の森駐車場に着いた。我々は山登歩勤労者山の会と藤巻君の車いすを引く。数年前同じルートだったがその時の様子が浮かばない。
道は舗装路、がたがた、舗装路、ガタガタとつづく。木立で暑さは遮断されているが背中は汗でびっしょり、一息入れてさらに進むと先が明るくなってきた、大きい左カーブを曲がると見覚えのある所に出て間もなく山頂の広場に着いた。35分かかった。
日陰を求めて展望台の下に入ると雲が出るようになり暑くはないので広場のテーブルとベンチで昼食となる。お母さん手作りのおいしい弁当を交代で介助して食べさせた。昨年同様完食し安倍っ子山の会のトン汁もいただきました。
どんぐりころころボール送り、黄、あお、赤だしじゃんけん、宝引きのゲームで盛り上がる。アコーデオンによる唱歌の後5人のゲストを輪の中に記念写真の後来た道を戻った。高山市民の森駐車場に全員無事戻り、それぞれ帰路に着いた。車中ではウトウトしているようだった。
神奈川県から引き継がれたみどりの旗5月19日に静岡へ。労山の旗を掲げて今年も静岡県内13日間平和を核兵器なくせと歩きました。昨年も取り組みましたが今年はリニア新幹線ストップのゼッケンをザックに付け行進者や住民にアピールしました。
「山は心のふるさと」リニア新幹線建設反対の署名は200筆を目指しましたが170筆でした。集めるにはタイミングがあります。出発集会と休憩時間に協力をお願いします、躊躇していたんではダメ、いわば強引に話しかけ、説明し署名用紙を差し出せばほとんどの方がサインをしてくれます。
行進中2回ほどリニア新幹線工事により南アルプスの自然が破壊される事に全国の労山が取り組んでいる事を発言させていただき、神奈川県から来た人と浜松の方に署名用紙を数枚手渡し協力依頼しました。
5月31日、浜松労山・静岡NMC・焼津山の会の3人は、愛知県の労山仲間に緑の旗を手渡し、県内途切れる事無くリレーしました。
また、寸又温泉の近くに山岳史料館を運営している仲間の一人から南アルプスに関した書籍・資料を提供して欲しいと言う話がありました。
日曜日は
静岡安倍っ子山の会の40周年記念祝賀会がホテル・シティオ静岡で
開催されました。出席は約50名。
司会の立石さんの宣言で開会。会長の渡辺さん謝辞、全国連盟・副理事長の
久保さん祝辞、中部ブロック・花澤さん挨拶が続いた。新藤克彦氏の乾杯で
祝宴開始。
講演は、「南アルプスとリニアを考える市民代表NW共同代表」の服部 隆氏の
「南アルプスの魅力とリニア問題」。クライマーでもある服部氏は、私より少し
若い方だが、南アルプスは精通している。
講演者だが着飾ることはなく、普通のパンツに丸首のシャツ。ざっくばらんで
親しみ易い。話は、服部氏の魂の籠った熱演で、分かりやすく非常に有意義だった。
改めてリニア問題を考える、いい機会であった。
ほか、国内記念山行報告、この10年間の山行スライド、各会代表挨拶、
山の歌合唱、ビンゴゲームと盛り上がった。ちなみに私は、ビンゴゲーム
で、4000-相当の山のカップをいただきました。
また、このような機会で県連の仲間と交流もはかれたのも収穫でした。
県連雪上訓練講習会 2月3日(日)08:30~15:00
富士山御殿場口馬返し周辺で、県連教育遭対部主催の雪上訓練が、講師に後藤真
一氏(日本登山インストラクターズ公認インストラクター、マウントファーム登
山学校主催)を迎えて行われた。
当初の計画では、佐藤小屋周辺で行う予定になっていたが、午後からの天気悪
化と技術的な事なら適度な斜面があれば出来るという事で同所での講習となった。
受講者は、東部ブロック6名、中部4名西部6名の計16名。
講習内容は、ビレイ関係を中心に行われた。スタンディングアックスビレイやシットヒップビレイなどのボディブレスビレイとアンカードビレイなどを各々が実際に
停止方法やアンカー設置を幾つか試しながら最も効果あると思われる方法を探っ
た。
講師の親しみ易い人柄から講習中にも疑問に感じたことや今までやってきた事
との比較など多くの質問が出された。静岡県連盟でも技術的な事についての
講習会は初めてであり、正確な技術を学ぶ良い機会となった。
最後に講師からお話しいただいた「事事故から学ぶ事やこれからの山岳会の在
り方」なども大変参考になった。
つづき
矢倉岳から来た登山者は一体何処に行ったのだろうか??
ミステリーだった。ただ、女子が必ず上りで会う訳ではない。
バリエーションの場合、登山道はないから、ある意味「自由」
に歩ける。従って、多少コースはズレて会わなくてもおかしくはない。
鳥手山は、「とりでやま」でなく、「とでやま」と山頂標識にルビが
ふってあった。この辺りは現地に来ないと分からないこと。頂上から
ルートは、南に下る。東に見通しが良い大きな尾根がある。周りは杉
木立なのでルート選択が難しい。ここはコンパス、スマホ地図で乗り切る。
最低コルから三角点・鷹落場に向かう。標高差は約200mの厳しい上り。
洒水の滝に下るピークを巻くように上る。ここまではコースがあるようで
階段が作られていた。雪はかなり深くなってきた。
ここまで男子三名が先行してきたが、女子は現在、鳥手山付近。
男子三名で鷹落場を往復したが、余り先行もマズいので、二人に
行ってもらい、私が女子班を途中まで迎えに行く。
つづく
つづき
鳥手山北ピークから鳥手山に着いた。ここで女子班に
携帯を掛けると、尾根に取りついた、林道を二回横断した
と妙なことを言っている。
妙というのは理由があって、本来女子が上る北尾根は
林道がない。その情報を仲間に話すと、Mが「それは、
こちらの尾根じゃない」と言った。
後で分かったが、北尾根付近に取りついたが結局、北西尾根
に入ってしまったようだ。ま、ともかく無事でよかった。
鳥手山ピークで何やら動いている。登山者だった。時間は10時20分。
ずいぶん早い。
聞けば矢倉岳から来たという。何処から矢倉に上ったのか。
眼鏡を掛けた中年だった。谷峨に下ると言った。しかし、
後で同じコースを上った女子に聞いたら「会わなかった」と
証言。何処に行ってしまったか。
登山は下りが難しい。上りは高いところを目指せば、いつか
ピークに着く。下りはそうは行かない。ピークで少し角度が
違えば、あらぬ所に下ってしまう。
土曜日は
箱根・矢倉岳(870m)北西尾根(仮称)でした。
コースは、谷峨駅~畑~北西尾根~鳥手山(とでやま)
~三角点・鷹落場~足柄峠分岐~矢倉岳~足柄峠~足柄駅。
天気は、無風快晴。累計標高差=845m。参加者=6名。
久しぶりに電車で行く山。単線の御殿場線は、反対電車の待ち合わせで
遅いことおびただしい。谷峨駅で下車。天気は無風快晴。よく冷えた朝
だった。
矢倉岳北面は3年前、北尾根(仮称)を一度上った。今回は参加者が
男子3名、女子3名だったので、地図読みを兼ねて、女子は初見の北尾根、
男子も初見の北西尾根を上り、三角点の鷹落場で合流の計画を立てた。
駅から出発。女子班は早くもあらぬ方向に行ってしまった。男子班はスマホで
下道をアプローチ。バリエーションは当然、案内板は一切ないので、案外と
アプローチが分かりにくい。
早朝からダンプが行き交う、砕石場に至る埃っぽい道を進み、二つ目の橋
から北西尾根に乗った。女子班はR246方面に行ってしまったので、戻る
ように連絡。
尾根はほとんど藪はなく、快適に上れた。林道を二回横断する。鳥手山北
ピーク下から雪が出て来た。気温が低かったので適当に硬く、蹴とばしながら
グングンと上った。
つづく