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Re:行事の算定

 投稿者:たかりん  投稿日:2009年 5月14日(木)08時33分58秒
返信・引用
   診療報酬上は、患者25人×OTR4人=100となりますから、その行事が2時間行うのであれば請求は可能だと思います。
 あとは、その作業内容が「治療的関わり」かどうか、だと思います。

 例えば、入院中の患者さんに対して、ルーチン的にレントゲンや心電図を実施して請求することは可能ですが、そこに「医療的意図」があるか、それとも単に診療報酬を水増しするだけなのかでは大きな差があり、あくまでも「病院の姿勢」になります。

 個人的には、院内行事だろうと何だろうと、対象者への精神科作業療法として有益ならば「その場面を活用」することには異議はありません。セラピストとしてその作業を行うことが良いと判断し、しっかりと説明できるのであれば堂々と請求するべきだと思います。
 (まあ、一般的に、このような院内行事は「全員参加」になり、本人に説明がなされないことが問題の根源だと思いますが…)

 くどい内容になりましたが、要は「作業療法士として患者さんを評価して、出来る限りエビデンスに基づいた精神科作業療法の計画を立て、その計画に対して患者さんの同意をもらい、実施して、求めに応じて治療方針などを説明できる、のであればその作業内容はどのようなものでも構わない」と思っています。
 

行事の算定

 投稿者:ぷー  投稿日:2009年 5月13日(水)21時49分17秒
返信・引用
  100人程度の人数に対する、院内全体の行事実施に対し経営者側から作業療法(OT、4人)での算定を迫られています。法律的にそれが可能かどうか、また、あくまでも行事として実施するものに対し、100人という大きな集団に対する作業療法が認識されるのか教えていただけるといいのですが?  

介護療養型医療施設の精神科作業療法

 投稿者:だい  投稿日:2009年 5月11日(月)20時57分25秒
返信・引用
  たかりんさま・しおばらさま。貴重なご意見ありがとうございます。精神科作業療法の奥深さ・難しさを改めて再認識することができました。笑いを取り入れる要素は非常に参考になりました。1日2時間は 一緒に楽しく過ごせるような場を提供する。これを聞いて私の気持ちの中でもっと、柔軟に、もっと、患者様目線での診かたが必要であったと反省しております。
ただ、「移動・記録を含め2時間」の枠は直ちに検討しないといけないと思いました。
今回の件で精神科作業療法は、対象枠が幅広く、その適応・効果は無限大のように感じました。それを具象化するには、セラピストの知識・技術・感性を持って患者様にあたり
家族や他部署(処方箋を出すDr含め)説明する義務があると思いました。私も自信を持って患者様に向き合い、患者様のために、この2時間の活動がどうもっていくかと今後考えていきたいと思います。またわからない事があったら是非、ご意見頂戴したいです。

長文失礼しました。
 

補足追加

 投稿者:しおばら  投稿日:2009年 5月11日(月)19時32分35秒
返信・引用
  すいません。自分で書いていて あわてていたようです。最後の2行は 意味が通りにくいですね。

>精神療法家は 観察を綿密にして、適切な反応を返しているということは何もしなくてじっとそばにいるという行為を通しても行っているというところでしょうか。

→ 精神療法をする人は 何もしなくてじっとそばにいるというように傍から見える行為をも使って 精神発達を促すアプローチしているというところでしょうか。

精神療法とは ちと理論的枠組みが異なりますが 昨日聞いた患者学の講義のなかで「笑い」を取り入れることで 認知症の患者さんに行動変化があった などをお聞きしました。
こちらが笑う つられて笑う、言語的非言語的なコミュニケーションではなくて 原始的反射といわれるような 笑いの模倣を利用して行うアプローチもあるようですね。

反応が乏しい人に2時間連続で何か意味のあることをする と、こちらだけで考えると 互いにしんどいけど 1日2時間は 一緒に楽しく過ごせるよう暖かくまきこむようにして場を工夫するのはできるのではないでしょうか。

ちなみに 笑いの効用については 昨年 POTA全国研修会で 中島先生という人が講演をされていたので 機関誌に 採録すべく作業中です。

 人の可能性については 確率の大小はあるとしても 目の前の人については 少なくとも
なにかしらの希望が持てるように向き合いつきあうことが大事と自分は思います。
 

Re:患者様への給料について

 投稿者:りじゅ  投稿日:2009年 5月11日(月)17時18分34秒
返信・引用
  たか様、早速返答ありがとうございます。
返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
たか様の意見で少し気持ちが楽になりました。自分の意見を通す理事長ですが、少し話しをしてみようと思います。
本当にありがとうございました。
 

反応がないとみなされがちな人への作業療法

 投稿者:しおばら  投稿日:2009年 5月11日(月)13時01分55秒
返信・引用
  少し補足させてください。
作業療法も精神療法のなかのひとつの技法であるという考え方は今は学校によって教授のされ方がまちまちですが、単に「何もせず、ただいっしょにいるだけ」ではないかもしれません。言葉通りでは 運を天に任せることももなります。
相手のほうでは いろいろな認知処理過程がなされていることがあります。寄り添うという行為の意味が 治療者患者双方で違っているとうまくいかないのかもしれません。

例に出された シュビング夫人は 一時的に身体的な危機に陥るようなインシュリンショック療法も併用し、精神的な発達過程を見据えながら、関わる技術をもっていたように本書をみるかぎり思います。それは関わるほうも労力がいるし、時間と覚悟と周囲の協力が必要と思います。シュビング夫人は 病態の重い人にも精神療法的接近が可能と世の中に示唆はしたけれど、仕事をやめてしまったようです。

あくまでも 何も反応がないと言うのはこちら側であると思います。
精神療法家は 観察を綿密にして、適切な反応を返しているということは何もしなくてじっとそばにいるという行為を通しても行っているというところでしょうか。
 

Re:

 投稿者:たかりん  投稿日:2009年 5月11日(月)08時33分44秒
返信・引用
   2時間というのはとても大変だと思います。そして一般的な解釈では「移動や記録時間は含まない」事になっていると思いますので、純粋に活動時間で2時間が必要です。
 あとは「1日2時間を標準」をどのように解釈して、実践できるかになると思います。1時間×2回=2時間?

 反応がない方への精神科作業療法について
 参考:シュビング著「精神病者の魂への道」みすず書房
 看護師だったシュビングという人が、患者さんの傍らに寄り添い続けること(物理的にも)で、患者さんの回復を促した「シュビング接近」といわれているものもあります。
 「何もせず、ただいっしょにいるだけ」でも立派な精神療法なのだと思い知らされます。
 

RE たかりん様

 投稿者:だい  投稿日:2009年 5月 9日(土)09時27分38秒
返信・引用
  早速のご回答ありがとうございます。精神科作業療法の適応基準など考えると非常に曖昧であるため、非常に迷っていました。たかりん様よりのご意見を拝頂し、柔軟な考え方も必要だと考える事ができました。ありがとうございました。
もう一点。ご質問させて頂きます。精神科作業療法の活動基準として2時間という文言が
ひかかっています。現実的に要介護4〜5の患者様へは不可能な事です。患者様の誘導や
記録時間を2時間の中に入れても、1時間は活動できる(車椅子座位姿勢が可能)な方を
こちらで適応を選ぶ必要があるのでしょうか?
また、JCS30以上の患者様も多く、反応がない(確認できない)方へも精神科作業療法はてきおうできるのでしょうか? 前任者OTRのようにどんな患者様でも精神科作業療法へ適応させる考え方がどうしても理解できなく、書き込ませて頂きました。
 

介護療養型医療施設の精神科作業療法

 投稿者:たかりん  投稿日:2009年 5月 9日(土)08時22分57秒
返信・引用
   だいさん、補足説明ありがとうございました。
 精神科作業療法というのが「精神障害者の社会生活機能の回復を目的」としているために、要介護4〜5の方を対象とすることに違和感を覚えるのだと思います。
 施設毎の考え方がありますが、「社会生活機能」を幅広く捉えて(例えば認知症病棟の基準にあるような「生活技能回復訓練」)ADLに焦点を当てて取り組む方法もあるかと思います。
 私は、悩んだときには「今この病院(施設)が無くなったら、この患者さんは何が困るだろう?何が出来れば少しでも生活の質が高くなるだろう」と考えます。
 

Re:患者様への給料について

 投稿者:たか  投稿日:2009年 5月 9日(土)08時01分33秒
返信・引用
   入院中の患者さんに、賃金を支払っても「使役」になりますし、更にそれで診療報酬(精神科作業療法)を請求するとなっては大きな問題になりかねません。
 芝生を綺麗にするというのは病院が責任を持って行うべき事ですから、それをどのような形にしても患者さんにさせるべきではないと考えます。

 と、いいながらも当院でも20年以上前は、身寄りのない長期入院患者さんの「お小遣い稼ぎ」を兼ねて内職的作業(そのころは精神科作業療法は開設してませんでした)をやっていたこともあります。
 りじゅさんの病院の理事長さんはそのようなこともお考えにあるのかもしれませんが、さすがに今のご時世ではやめた方がよいと個人的には思います。
 

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